編入試験解いてみた 農工大工学部2013化学
久しぶりの投稿となります
今回は東京農工大学の工学部編入試験2013年(平成25年)の化学の過去問を解いてみたです
編入試験の過去問を久しぶりに解いてみると、あれ?これなんだっけ???と今までなら確実にわかるような問題でもちょっと自信がなかったりと忘れているものも多かったです=^_^=
本当は今回は東京農工大学の農学部の編入試験の過去問について記事を書こうと思っていました。というのも東京農工大学の編入試験は工学部は比較的早いのですが、農学部の編入試験は今の時期でもまだ終わっていないので・・・ですが、手持ちの農工大の過去問はすべて工学部のものであったので、少し予定を変更しました。
大問1 物理化学
キーワード:水蒸気の解離平衡反応、解離定数、解離度、ギブスの自由エネルギーと温度・解離定数の関係
大問1の物理化学は大学の1、2年生の内容から出題されていました。水蒸気は通常の温度では解離は無視できるほどですが、高温になると、解離する割合がどんどん大きくなります。これは解離したほうが、分子の数が増え、エントロピーが増大するために起こります。
大問2 無機化学
キーワード:炭素の同素体、有機物の構造、昇華、ギブスの自由エネルギーとエンタルピー・エントロピーの関係、発エルゴン反応
この大問は無機化学といっていいのか悩む内容ですが、とりあえず、大問1,3が物理化学、有機化学なので残った無機化学にしておきました
昇華する化合物は今回の解答以外にもかなりたくさんのものがあるので、自分で解いたときに僕の解答とちがっていてもすぐ✕にせず、調べてみてください
大問3 有機化学
キーワード:銀鏡反応、ヨードホルム反応、炭酸水素ナトリウムと酸の反応、分子量計算、カルボン酸の構造、アルコールの構造、水素結合(カルボン酸、アルコール、アルデヒドの沸点の違い)
銀鏡反応はアルデヒド、ヨードホルム反応はアセチル基(酸化してアセチル基を生じるエタノールなども含む)の確認に使える反応です。銀鏡反応は実際にやってみると試験管の内側がきれいな鏡になるのでおもしろい反応です。
大問3の部分は高校化学だけでも対処できる問題だと思います。
東工大編入 単位認定の結果
今回の記事は高専から東工大に編入した際の単位認定の結果についてです(タイトル通りですが)
単位認定については他の人もにたような記事を書いているのでわざわざやらなくてもいいかなと思ったのですが、まあ、参考するものが多いほうが編入生にとってはいいかなと思い、記事を書こうと思いました。
以下が単位認定の結果になります。東工大に編入する予定または、編入したいと考えている人向けになればいいなと思っています。
高専時代に第二外国語としてドイツ語を受講していましたが、高専ではドイツ語の単位は通年で2単位扱いとなっていたので、東工大でも2単位分しか認められないんじゃないかと思っていましたが、しっかり4単位分認められていてよかったです。東工大では第二外国語の単位は4単位あれば十分なので、僕は東工大では第二外国語の受講はしないつもりです。
理工系教養科目
理工系教養科目は主に東工大の1、2年生が受講している科目がメインです。理工系教養科目は合計18単位認定されていました。僕の単位認定ではそうではなかったのですが、他の人の話だと生命科学基礎第一、第二の認定はない人もいるようです。これは高専時代の専門によるのだと思います。
系専門科目
系専門科目は思ったよりも単位認定の数が多い印象でした。認定された単位は主に1、2年生で取得が望まれている授業の単位が多かったですが、必ずしもそうではなく、僕自身、今も2年生向けの授業を新たに受講したりしています。逆に、3年生で受講が望まれている授業の単位も認定されていたため、系専門科目の単位は高専時代の単位がしっかりと反映されているようです。
まとめ
僕の単位認定結果は文系教養科目で9単位、英語科目で8単位、第二外国語で4単位、ウェルネス科目で2単位、理工系教養科目で18単位、系専門科目で39単位、合計80単位が認められました。英語科目、文系教養科目、第二外国語科目については上限いっぱいまで認められています。
編入試験解いてみた 宇都宮大学農学部応用生命化学科2020
今回は2020年、宇都宮大学農学部応用生命化学科の編入試験化学を解いてみました!
宇都宮大学はホームページで編入試験の過去問を公表しているので、受験者にはありがたいですね(*゚▽゚)ノ
宇都宮大学のホームページをのぞいてみると、化学は農学部で必要になるみたいですね
過去問を解いてみると内容は高校化学だけなのかなと思いました
高校化学を最初から最後までという感じですね
また、生物よりの化学もあったので生物をやってる人は少し有利かもしれません
おすすめ参考書はチャート式化学とセミナー化学基礎+化学の二冊です
以前にも、宇都宮大学の生物資源科学科の編入試験を解いたことがあるので興味を持った方は下の記事をクリック♪
第1問 無機化学
系統分離はけっこう幅広い知識が必要になるのでしっかりと対策が必要です
硫化水素との反応で沈殿を作る金属は語呂合わせで覚えちゃいましょう
酸性・中性・塩基性 中性・塩基性
Cd Pb Cu Hg Ag Zn Fe Ni Mn
カード な ど 使いす ぎ あっ、 手 に マンガ
参考文献のURLには他にもいろいろな語呂合わせがあっていいなあと思いました
例えば炎色反応のごろ合わせもありました
きれいなので炎色反応の実験はけっこう好き
キーワード:系統分離(Ag⁺、Cu²⁺、Fe³⁺、Zn²⁺、Ca²⁺、K⁺)、Ag⁺と塩化物イオンの反応、酸性条件下での硫化水素と金属イオンの反応、中性条件下での硫化水素と金属イオンの反応、Fe³⁺とアンモニアの反応、Ca²⁺と炭酸イオンの反応、炎色反応
参考文献
https://www.ideal-prep.com/_userdata/chemistry-nice-ring.pdf
類題
系統分離は下の記事にも問題があるので参考になると思います
第2問 無機化学(分析化学)
濃硫酸の希釈は正しいやり方でやらないとドカーン・・・気を付けてくださいww
キーワード:溶液の希釈、濃度計算、濃硫酸の希釈の注意
類題
濃硫酸の希釈についての類題です
第3問 物理化学
僕が初めて蒸気圧降下のこと知ったときはちょっとだけわくわくしましたww
蒸気圧降下ってようは塩を入れれば簡単に再現できるところが面白かったのかな?
キーワード:溶液の蒸気圧曲線と水の蒸気圧曲線の比較、沸点上昇、蒸気圧降下、溶液の沸点計算
第4問 有機化学
ここはちょっと注意点があります。アルデヒドのところが問題ミスなのか、僕の見落としなのか、ちょっと自信ないです
キーワード:一級・二級アルコールの反応(酸化・還元、エステル化、脱水)、アルデヒドの酸化、カルボン酸の反応(エステル化、脱水)、示性式
類題
アルコールとカルボン酸の反応の類題
第5問 糖化学
グルコースの構造式は環状で書かれることが多いんですが、鎖状にすると、還元性が見えてみます。
キーワード:グルコースの構造式(環状構造、鎖状構造)、グルコースの還元性の説明、フルクトースの還元性の説明、スクロースの非還元性の説明
糖分補給はいかが?
第6問 生物化学
ここは生物の教科書とかでもありますね。アミノ酸の構造は他の大学でもまあまあ出やすいので20種類頑張ってみてください(生物化学のチョー基礎部分)
キーワード:ペプチドの分子量計算、アミノ酸の構造式と名称
今回はここまでです
ブックマークやtwitterのフォローなどなどお願いします
友達にこんな記事あったよ~と伝えてもらえれば僕が感謝の舞を踊るかもしれない可能性が10^-10%だけあります
ば~い( ´ ▽ ` )ノ
編入試験解いてみた 東京都立大学理工学系都市環境学部2017 化学
今回解いた編入試験の過去問は2017年、東京都市大学理学部環境都市学科の化学です
四月も今日が最後
明日からは五月ですね、カッコつけていうと皐月ですね
ちなみに月の異名で一番読み方が好きなのは如月(きさらぎ)です
きさらぎっていう音がなんかカッコいいんですよね!
わかりますよね!!・・・
最近は外出自粛、新型コロナウイルスのせいで退屈な日々を送っているバンブです
東工大では五月からオンラインで授業が開始となるのですが、GW(ゴールデンウィーク)は完全につぶれました泣
思ってた大学生活のスタートと違う・・・
さてww
内容は高校化学よりも大学の化学がメインで出題されているような印象でした
めちゃくちゃ難しい問題ばかりというわけでもないですが、簡単だなという印象もないです。まあまあ専門的だな~という感じです(抽象的ですいませんww)
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1⃣ 無機化学
第一イオン化エネルギーとか電子親和力とか高校化学の範囲を出して油断させて、からの、第二電子親和力、有効核電荷、遮蔽効果、etc・・・いじめですね♪
キーワード:第一イオン化エネルギー、第二イオン化エネルギー、第一電子親和力(の定義の説明)、第二電子親和力、閉殻構造、有効核電荷、遮蔽効果、電気陰性度の差の絶対値と分子の極性との関係、アンモニア水溶液の電離平衡式、平衡定数と濃度の関係、弱塩基の[OH⁻]と平衡定数の関係
第一イオン化エネルギーは同周期では、右にいく(原子番号が大きくなる)にしたがってイオン化エネルギーが大きくなります。これは、陽子数が増えると、原子核が最外殻電子をより強く引きつけ、引き離すのに大きなエネルギーを必要とするためです。
同族では、下にいく(原子番号が大きくなる)にしたがってイオン化エネルギーが小さくなります。これは、電子殻が増えると、最外殻電子が原子核から離れ、引き離しやすくなるためです
今回の問題ではリチウム原子から電子を一つ取るとヘリウム原子と同じ電子配置(希ガスの電子配置)となり、安定です。そのためリチウムは電子をとるときのエネルギーが小さいという性質があります。逆にヘリウムから電子を一つとると安定な希ガスの電子配置が壊れてしまうため、大きなエネルギーを必要とします。参考サイト
参考文献
2⃣ 有機化学
化合物の構造から性質を考察したり、有機反応による生成物を書いてり、有機化学はだいたいどの大学でも同じような出し方しますね
逆マルコフニコフ則やアルケンと臭素分子の反応は有機反応の問題ではかなりメジャーなので頑張って覚
えてください
キーワード:フェノールの弱酸性の説明(共鳴によるアニオンの安定化)、アルケンの酸触媒下での水和(マルコフニコフ則)、アルケンのヒドロホウ素化(逆マルコフニコフ則)、末端アルキンのメチル化、アルケンと臭素分子の反応(ジブロモ化)、ジブロモアルカンのアルキンへの変換、アルキンの水銀触媒下での水和、ケトエノール互変異性、ハロアルカンの塩基触媒下での脱離反応(E2反応)
参考文献
3⃣ 分析化学
ははは・・・
ムズイなあ・・・
キレート滴定って今まで簡単な問題ばかりだと思ってましたが、今回のはけっこう応用力が必要で面白かったです
CaとMgの混合液のキレート滴定の問題は滴定量が多いほうはCaとMgの両方とキレート形成、滴定量が少ないほうは何らかの理由でCaかMgのどちらかのみがキレート形成したと考えると解き方の方針がたちます。そしてpHが違うことに注目できればすぐそこです♪
キレート滴定で一番よく出てくるEDTA
これって何に使われてるんだろうと思って調べたらペット用の製品とかにありました
EDTAのキレート効果を利用した抗菌製品とのことです。
へえ~滴定以外にも使い道あったんだ・・・
キーワード:キレート滴定、CaとMg混合液のキレート滴定、モル濃度計算、Mg²⁺と強塩基による沈殿形成、、重量%濃度の計算、Al³⁺のキレート滴定(酢酸鉛を用いた逆滴定)
参考文献
4⃣ 物理化学
二酸化炭素は他の化合物と比べて臨界点が常温・常圧に近いので臨界点の応用例がおおいです。
コーヒーとかの抽出でも超臨界二酸化炭素を利用してたりとかとか
超臨界二酸化炭素を使うとカフェインの除去されたコーヒー、いわゆるデカフェコーヒーができたりします
それと、最後に重要なことを一つ・・・
超臨界点って言葉の響き・・・
めっちゃかっこよくないですか!!!!
反論は認めません
キーワード:二酸化炭素の圧力温度(PT)相関図、昇華、三重点、臨界点、蒸気圧曲線の曲線の説明、定圧加熱での熱量計算、マイヤーの関係式、定圧熱容量の積分、ファンデルワールスの状態方程式と臨界温度・臨界体積・臨界圧力の関係
参考文献
今回はここまでです。ではでは~
編入試験解いてみた 東京都立大学理学部都市環境学部2018化学
今回の記事は2018年、東京都立大学(首都大学東京)の理学部環境都市学科の化学の編入試験の過去問を解いてみたです
僕にとってはこの東京都立大学よりも首都大学東京のほうがなじみがあるのでなんかこそばゆいですね
今回は今まで解いたことのない大学の編入試験の過去問を解きたいと思い、東京都立大学の過去問を解こうと思いました
勉強のお供
1⃣ 有機化学
この範囲は大学の有機化学がメインでした。
化合物の構造から性質を考えたり、有機反応の生成物を考えたりといった構成は他の大学の編入試験でもよく見るものでした
参考書のおすすめはマクマリー有機化学概説です。ボルハルトショアーは今回はやらなくてもいいかなという感じです
キーワード:アルコールの沸点、ヒドロキシ基の分子間水素結合、アミドの弱塩基性と共鳴構造の関係性、ホウ素ヒドロキシ化(逆マルコフニコフ則)、アルケンの酸触媒水和、アルケンの臭素化、環状ブロモニウムイオン中間体、α-水素の可逆的脱離(ラセミ化)、ウィッティヒ反応、ケトンの還元、保護基の導入、イミンの合成(ケトンと第一級アミンの反応)
分かりやすい有機化学の入門書
2⃣ 物理化学、熱力学
熱力学の参考書でおすすめするのは基礎物理学演習Ⅰです、アトキンス物理化学やバーロー物理化学にも載っていますが、基礎物理学演習Ⅰのほうが問題数も多く、分かりやすいと個人的には思っています。
キーワード:等温可逆膨張で気体がする仕事、断熱可逆膨張で気体がする仕事、マイヤーの式、熱化学方程式、標準モル生成エンタルピーの計算
熱力学が分からなかった僕を救ってくれた本、ただし正誤表大事↓
https://www.saiensu.co.jp/book_support/978-4-7819-0623-2/seigo20190401.pdf
3⃣ 無機化学
今回の格子エネルギーを求めたりする問題は高校化学の燃焼熱を考える問題の応用です
(3)についてはイオンの結合は共有結合性とイオン結合が混ざっているということを考慮しました
キーワード:化合物の立体構造(ジクロロメタン、テトラフルオロホウ酸イオン、四フッ化硫黄、五フッ化リン)、硝酸イオンの共鳴構造、ボルン-ハーバーサイクル、格子エネルギーの計算、塩化ナトリウム型結晶構造、格子エネルギーの理論値の差
学校の授業で使ってたけど・・・改定版なかなかでない
けっこう新しい♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪ランラン
4⃣ 分析化学
内容は高校化学の範囲だけでもカバーできますが、応用問題なので少し難易度は高いかもしれません。
この問題を解けるようになると塩酸などを無限希釈してもその溶液のpHが7を超えることがない理由がわかるようになります
キーワード:塩酸のpH計算、オキソニウムイオンと電解質濃度、水のイオン積、塩基解離定数の関係
きれいな写真もたくさん!!
膨大な問題数
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今回はここまでです。(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
僕の血液
編入試験解いてみた 長岡技術科学大学物質材料工学2019
今回の記事は2019年、長岡技術科学大学の物質材料工学の編入試験解いてみたです
ただ、過去問解いてから気づいたんですけども・・・
過去問の問題と解答例の両方が資料請求で手に入るんですよね・・・
まあ、せっかく解いたので記事書いてしまおう!!
今回は過去問の問題はダウンロードできるので載せていません
過去問の問題は長岡技術科学大学のHPで入手可能です
シンプルなのど
問題1A 化学基礎
全体的に高校化学の問題でした
ただ、高校化学だと有効核電荷って出なかったような気がするんですよね~ちょっとここは不安なところなので、あまり信用しすぎないでください
キーワード:Clの陽子数・質量数・原子番号、Clの基底状態の電子配置、主量子数と電子殻の最大電子数、ハロゲンの価電子数、同位体の割合の計算、電気陰性度と水素結合、ハロゲン化水素、電子親和力、有効核電荷
写真やイラスト、語呂合わせが多く、わかりやすい
チャートの問題数が少ないという弱点をカバー
問題1B 化学基礎
ここは高校化学からの出題です
酸化還元滴定の問題ですね
酸化還元滴定で過酸化水素を使う滴定の問題はほかの大学でもよく出るなあ~という印象です
キーワード:酸化還元滴定、過酸化水素の酸化・還元、滴定による濃度計算
問題2 物理化学
この問題では硫黄酸化物(SOx)がメインの問題です
物理化学の問題ですが、無機化学っぽさもありました
ちなみに酸性雨というのはpH5.6以下の雨のことを言います(空気中の二酸化炭素が解けることでもpHは下がるので、それを考慮した値です)
キーワード:SOx(ソックス)、三酸化硫黄の構造式、一酸化硫黄の構造式、亜硫酸の解離、酸解離定数をイオンを用いた表現、亜硫酸の電離度の計算、酸化カルシウムによる脱硫
問題3 無機化学
今回、NaClが限界半径比をとるとは書かれていなかったのですが、それ以外の解法が浮かばなかったので限界半径比をとる場合のイオン半径を考えました
キーワード:単位格子、NaClの結晶(配位数、イオンの位置)、格子エンタルピーの式、単位格子の密度計算、ミラー指数
参考文献
問題4 有機化学
今回は香料の化学ですね、香りの元となる物質です
ベンズアルデヒドはアーモンドのような香り、(E)-3-フェニルプロペナールはシナモンの香りだそうです
今回、問題文中にある共役とは二重結合、単結合、二重結合のように交互になる部分を言います
キーワード:構造式から化合物の命名(ベンズアルデヒド(ベンゼンカルバルデヒド)、3-フェニルプロパナール)、アルドール反応、逆合成、¹HNMR(化学的に異なる環境のプロトンのの数、官能基のプロトンの化学シフト(ホルミル基、フェニル基))
参考文献
基礎から学ぶ有機化合物のスペクトル解析pp87,91
わっかりやすい有機化学の本
機器分析の入門におすすめ、わかりやすい
今回はここまでですsee you again!(*^-')/~☆Bye-Bye♪
(´~`)モグモグ
編入試験解いてみた 大阪大学工学部2014化学
(^コ^)(^ン^)(^ニ^)(^チ^)(^ワ^)
今回は2014年、大阪大学工学部編入試験、化学を解いてみたです
大阪大学工学部の編入試験の化学は問題1~5まであるのでけっこう問題数が多かったです。
内容は高校化学と大学化学の両方から構成されていました
どちらかというと大学化学のほうがほんの少しだけ多いかな?
大阪大学の過去問解いてたら大阪に行きたくなっちゃいましたww
たこ焼き、お好み焼き、串カツ・・・。。。φ"( ̄¬ ̄*)タコヤキクルクル
あ、あとUSJとかもいいですね~(食べ物だけじゃないよ←重要!!)
シンプルイズベスト
天気が予想できる置物、控えめに言ってカッコいい
問題1 無機化学
内容はほぼ大学の無機化学だと思います
軌道とか量子数、軌道エネルギーなどですね
無機化学の最初のほうに学ぶやつです
キーワード:軌道、量子数(主量子数、方位量子数、磁気量子数、スピン量子数)、パウリの排他律、フント則、酸素の電子配置、ホウ素の電子配置、分子軌道エネルギー準位、ベリリウムの分子とエネルギー準位
参考文献
ちょっと古い・・・まあ、内容はけっこうしっかりしてる
割と新しい・・・内容もけっこういいかも?
問題2 分析化学、無機化学
ここは問題1とは違って高校化学がメインでした
酸化数や反応熱についての問題です
チャートやセミナー化学基礎+化学で基礎力を付け、余裕がある人は図解とフローチャートによる定量分析でさらに深く学ぶというのもありだと思います
キーワード:酸化数、不均化反応、酸化還元反応、チオ硫酸ナトリウム滴定、熱化学方程式
参考文献
高校化学の王道
問題数めっちゃ豊富
実験操作だけでなく原理も載ってて以外とおすすめな本
問題3 有機化学
内容は問題2と同じように高校化学と大学の有機化学という感じです
マレイン酸やフマル酸の沸点の違いは農工大の編入試験の面接でも聞かれたので懐かしいですね
これは青チャートやセミナー化学基礎+化学をやってマクマリー有機化学概説をやるという勉強法がおすすめです
大学の有機化学部分はボルハルトショアーほど深い専門性はいらないです。
キーワード:試料の燃焼による生成物から分子式を考察、幾何異性体(シス・トランス異性体)、マレイン酸とフマル酸の融点の比較、マレイン酸とフマル酸の第一電離定数の比較
めっちゃわかりやすい有機化学の本
問題4 高分子化学、有機化学
クメン法やフェノール樹脂については高校化学の範囲ですがその後の炭素繊維などは大学の高分子化学ですね
高分子化学入門という参考書であれば今回の範囲はカバーできると思います
キーワード:フェノールの合成(クメン法)、フェノール樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリロニトリル、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、酸性度の置換基効果、構造式(メタクリル酸メチル、アクリロニトリル)
参考文献
高分子化学入門pp94,80
詳しすぎるくらい高分子のことが載ってる
問題5 無機化学、化学工学
いやー、僕の知っているオストワルト法はNO2からH2Oと反応させるものだったので一瞬ドキッとしましたww
大学の無機化学でNO2を加圧あるとN2O4となることが学べるのでここは高校化学だけだと厳しいですね、内容は大学化学よりでした
最初は無機化学の分野かなと思ったんですが、共沸とかでてきてから「あっ、これ化学工学か」となりました
キーワード:ハーバーボッシュ法(アンモニアの合成)、オストワルト法(硝酸の合成)、98%濃硝酸の合成、共沸混合物
参考文献
ベーシック化学工学pp65
化学工学が試験範囲ならかなりおすすめ、初学者にもいいと思う!
今回はここまでです。マタネッ(^ー^)ノ~~Bye-Bye!
ヽ(*´▽`)◆ゞ Tea-Time♪