編入体験記 高専から東工大へ

高専から大学への編入についての体験を記事にしました

こんにちは。バンブ(@kosenhennyu)です。

編入試験解いてみた 東北大2018 共通化学

 

 

今までは著作権を気にして、過去問の問題を載せることはしていなかったのですが、著作権についてしっかり調べてみると、解説などのための引用など、いろいろすれば著作権の侵害には当たらないとのことだったので、今後は解説に用いた問題に限り、引用させていただきます。

 

問1 物理化学

反応の進行によって反応物は減少し、生成物は増えます。そのことに注意すれば符合が+なのか-なのかわかります。今回はかなり大学よりの範囲でした

キーワード:反応進行度、ギブスエネルギーと平衡定数の関係式、ルシャトリエの原理、アンモニア合成

 

 

 

アトキンス物理化学〈上〉

アトキンス物理化学〈上〉

 

 

問2 無機化学

ガラスの合成は青チャートでも解説されており、高校よりの問題だなと感じました。シリカゲルがなぜ乾燥剤として用いられるのか、その原理についての問題は生活の化学って感じで結構好きなんですww

キーワード:アルカリ金属イオン化傾向、ガラスの合成、シリカゲルの性質と構造

 

 

新化学化学基礎+化学 (チャート式・シリーズ)

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  • 発売日: 2014/02/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

リー 無機化学

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  • 作者:J.D. Lee
  • 発売日: 1982/04/15
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問3 有機化学

普通のプラスチックというのは自然界で分解されるのに膨大な時間がかかります(一応プラスチック分解微生物も見つかってはいますが)。そんな問題に対して乳酸をモノマーとしたプラスチック、いわゆる生分解性プラスチックは自然界での分解速度が速く、注目されています。もし、この生分解性プラスチックをもっと安く作れれば、世の中のプラスチックごみ問題は解決に向かうかもしれません。

さて、話がそれましたww

この問題は青チャートで勉強してもいいですが、マクマリー有機化学概説に全部のっているので、それを使うのがおすすめです。

キーワード:構造異性体幾何異性体ファンデルワールス力、融点、乳酸、不斉炭素、エステル結合、生分解性プラスチックベンゼンから安息香酸の合成、フリーデルクラフツアルキル化反応、メチルベンゼンベンズアルデヒド

 

 

マクマリー 有機化学概説 (第7版)

マクマリー 有機化学概説 (第7版)

 
マクマリー有機化学概説問題の解き方 (第7版) 英語版