前回は2019年の過去問を解きましたが、共通点としては記述の問題がかなり多いということがありました。
難易度は他の大学と比べるとやはり全体的に難しい印象です
問題1では無機化学と物理化学が、問題2では有機化学が内容でした。
記述問題なので僕の答え以外にももっと適切な答えがあるかもという感じです。ただの参考としてみて下さい
問題1 無機化学・物理化学
この大問は前にやった京都大学の過去問よりかは簡単な印象をうけました。ただ、記述問題なので曖昧な理解だとうまく説明できないというトラップがあります。
問1
キーワード
- 水の状態図
- 三重点
- 圧力と融点の関係
問2
キーワード
問3
キーワード
- 二酸化窒素と四酸化窒素の分圧と平衡定数の関係
- 分圧と解離度
問題2 有機化学
反応にでてくる官能基は割と基礎に近いですが、その反応はちょっと専門力が試されるなあと思いました。また、有機化学の大問ですが理想気体の状態方程式のように物理化学があわさっているのが意外に思いました。
キーワード
問1
問2
- アルケンと臭素の反応
- ブロモニウムイオン中間体と生成物の立体配置
- ジブロモアルカンからアルキンの合成
- Lindlar触媒
問3
キーワード
- 理想気体の状態方程式
- 不飽和カルボン酸への臭素付加反応
- 不飽和カルボン酸への水素付加反応
問4
キーワード
- カルボニル基と水素の酸性度の関係