編入試験解いてみた 大阪大学工学部2014化学
(^コ^)(^ン^)(^ニ^)(^チ^)(^ワ^)
今回は2014年、大阪大学工学部編入試験、化学を解いてみたです
大阪大学工学部の編入試験の化学は問題1~5まであるのでけっこう問題数が多かったです。
内容は高校化学と大学化学の両方から構成されていました
どちらかというと大学化学のほうがほんの少しだけ多いかな?
大阪大学の過去問解いてたら大阪に行きたくなっちゃいましたww
たこ焼き、お好み焼き、串カツ・・・。。。φ"( ̄¬ ̄*)タコヤキクルクル
あ、あとUSJとかもいいですね~(食べ物だけじゃないよ←重要!!)
シンプルイズベスト
天気が予想できる置物、控えめに言ってカッコいい
問題1 無機化学
内容はほぼ大学の無機化学だと思います
軌道とか量子数、軌道エネルギーなどですね
無機化学の最初のほうに学ぶやつです
キーワード:軌道、量子数(主量子数、方位量子数、磁気量子数、スピン量子数)、パウリの排他律、フント則、酸素の電子配置、ホウ素の電子配置、分子軌道エネルギー準位、ベリリウムの分子とエネルギー準位
参考文献
ちょっと古い・・・まあ、内容はけっこうしっかりしてる
割と新しい・・・内容もけっこういいかも?
問題2 分析化学、無機化学
ここは問題1とは違って高校化学がメインでした
酸化数や反応熱についての問題です
チャートやセミナー化学基礎+化学で基礎力を付け、余裕がある人は図解とフローチャートによる定量分析でさらに深く学ぶというのもありだと思います
キーワード:酸化数、不均化反応、酸化還元反応、チオ硫酸ナトリウム滴定、熱化学方程式
参考文献
高校化学の王道
問題数めっちゃ豊富
実験操作だけでなく原理も載ってて以外とおすすめな本
問題3 有機化学
内容は問題2と同じように高校化学と大学の有機化学という感じです
マレイン酸やフマル酸の沸点の違いは農工大の編入試験の面接でも聞かれたので懐かしいですね
これは青チャートやセミナー化学基礎+化学をやってマクマリー有機化学概説をやるという勉強法がおすすめです
大学の有機化学部分はボルハルトショアーほど深い専門性はいらないです。
キーワード:試料の燃焼による生成物から分子式を考察、幾何異性体(シス・トランス異性体)、マレイン酸とフマル酸の融点の比較、マレイン酸とフマル酸の第一電離定数の比較
めっちゃわかりやすい有機化学の本
問題4 高分子化学、有機化学
クメン法やフェノール樹脂については高校化学の範囲ですがその後の炭素繊維などは大学の高分子化学ですね
高分子化学入門という参考書であれば今回の範囲はカバーできると思います
キーワード:フェノールの合成(クメン法)、フェノール樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリロニトリル、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、酸性度の置換基効果、構造式(メタクリル酸メチル、アクリロニトリル)
参考文献
高分子化学入門pp94,80
詳しすぎるくらい高分子のことが載ってる
問題5 無機化学、化学工学
いやー、僕の知っているオストワルト法はNO2からH2Oと反応させるものだったので一瞬ドキッとしましたww
大学の無機化学でNO2を加圧あるとN2O4となることが学べるのでここは高校化学だけだと厳しいですね、内容は大学化学よりでした
最初は無機化学の分野かなと思ったんですが、共沸とかでてきてから「あっ、これ化学工学か」となりました
キーワード:ハーバーボッシュ法(アンモニアの合成)、オストワルト法(硝酸の合成)、98%濃硝酸の合成、共沸混合物
参考文献
ベーシック化学工学pp65
化学工学が試験範囲ならかなりおすすめ、初学者にもいいと思う!
今回はここまでです。マタネッ(^ー^)ノ~~Bye-Bye!
ヽ(*´▽`)◆ゞ Tea-Time♪